観光・文化・スポーツ

６月１７日早朝、高井旅海水浴場でアカウミガメが産卵している様子を確認しました。今年の産卵は５月２３日に続いて２回目のことです。高井旅の砂浜におけるウミガメの産卵は、昔から知られており、正確なものでは平成１６年に産卵した記録が残っています。また、今回で１９回目の産卵を確認していますが、親ガメ及び産卵に遭遇し、画像として記録できたのは今回が初めてだそうです。

地元有志により「ウミガメお助け隊」が結成され、数年前からウミガメの保護活動及び砂浜周辺の環境保全活動が継続して行なわれております。

今回の産卵場所については、波打ち際に近く正常な孵化が心配されるため、昨年整備した孵化場に１２４個の卵の移殖を行いました。また、翌日の１８日早朝にも産卵が確認され、今年に入って３回の産卵が行われています。産卵から孵化までの期間は５０日から８０日程度（天候により左右される）で、今年最初の孵化は８月中旬となる見込みです。