青方念仏踊り


毎年8月14日には、青方地域にて、「青方念仏踊り」(平成5年1月14日 町の無形民俗文化財に指定)が行われており、今年は、生憎の大雨が降りましたが、それでも子供たちは一生懸命踊っていました。

その昔、遣唐使船の寄港地であった合蚕浦(アイコダウラ)は、現在の青方湾であり、弘法大使ゆかりの港でもあります。

鎌倉時代から青方氏の本領地であっただけに歴史を秘めた史跡等青方を中心として所在しており、伝統的行事や芸能など、今尚継承されております。

「ネンブツミヤー」又は「カンココ」と称している念仏踊りは青方氏の家譜録によると文禄元年(1592年)、今から400数十年前、朝鮮の役に青方氏18代青方玄雅(モトマサ)19代雅広が手兵を率いて出陣し、平安道、順安城攻撃にくわわった際、多くの戦死者が出た為、その後将兵の精霊を供養するため、行われたものだと言われています。

明治年間までは、永々と成年男子によって継承され、盆だけでなく、雨乞いの時、或いは悪疫流行の時などの祈願のためにもおどられていました。

戦後途絶えていたのを昭和43年青方敬老会の手によって復活され、盆行事として踊っていたのを昭和55年より青方地区育成会が継承し、踊り手として中学生が担い、毎年盆の14日の念仏供養踊りは、青方の町の盆の風物詩となっています。

踊り手は中学生、鐘たたきは郷役員、衣装や道具の世話は老人会と三世代交流の伝統芸能として、地域住民に親しまれています。