五島3市町で広域景観を活かす取り組み
地元で見慣れた景観の素晴らしさへの気づきから島外に向けた情報発信のあり方まで等を話し合い、交流人口の拡大を目指す「長崎県広域景観形成推進事業」の一環で、各３市町での地域協議会及び全体協議会での議論を通じ、出された意見やアイディアを、平成２５年度中に行動計画（アクションプログラム）に取りまとめることとしています。
初会合には、交通、観光、商工の関係団体や上五島ふるさとガイドの会等の住民・ＮＰＯのほか関係する県・町職員ら２５名が出席し、会長には県建築士会上五島支部の藤原廣伸支部長が選任されました。
話し合いは、４人ずつ６テーブルに分かれ、各テーブルを移動しながら意見を交わすワールドカフェ方式で行われ、「当たり前にある素晴らしい風景も見過ごされがち」、「知らない地元の良さを聞くことができ、意識が変わった」、「子どもの頃に地元の良さを知ってほしい」、「情報発信が弱い」、「景観には人間が手を加えない自然景観と人間が作り出した景観がある」など多くの意見が相次ぎました。
話し合いのコーディネーターを務めた徳永哲氏からは「今回は、アクションプログラム策定の切り口となる良いご意見が多く出ました」と講評がありました。
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