• 位置と面積

新上五島町は、九州の西端、長崎県五島列島の北部に位置し、中通島と若松島を中心とする７つの有人島と６０の無人島から構成されています。

北は海上０．６ｋｍを隔てて北松浦郡小値賀町に、南は海上１ｋｍを隔てて五島市奈留地区に面しています。

本土には、奈良尾港から長崎港まで７７ｋｍ、有川港から佐世保港まで６０ｋｍの距離(いずれも直線)にあります。

総面積は２１３．９９平方キロメートル(平成３０年１０月１日現在)であり、民有地の地目別では、山林６４．７％、畑７．０３％、宅地２．０％（平成３０年１月１日現在調書）となっています。

• 地形

地形は全般に細長く、急峻な山々が連なり、平地は海岸沿いにわずかに広がっている程度にとどまり、大きな河川はありません。
海岸線延長は約４２９ｋｍに及び、南北に細長い中通島には白砂をたたえた多くの自然海浜が存在し、海蝕崖など複雑で変化に富んだ地形が特色となっています。

また、東海岸の断崖の眺望と西海岸に広がる若松瀬戸の景観は非常に美しく、観光客にも人気があります。海と山の豊かな自然を擁する本町は、その大部分が西海国立公園に指定されています。

• 気候

本町の気候は対馬暖流の影響で温暖ですが、台風の常襲地域でもあり、年間降雨量が多くなっています。

• 交通

本土との交通は、奈良尾港～長崎港、鯛ノ浦港(有川地区)～長崎港、有川港～長崎港、有川港～佐世保港、友住港(有川地区) ～佐世保港の定期航路と若松港、青方港(上五島地区)に寄港する福江(五島市)～博多間のフェリーが就航しています。