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ミカンコミバエ種群の予防的防除の実施について

ミカンコミバエとは

ミカンコミバエは、現在国内には定着していませんが、かんきつ類やびわ、その他野菜類に大きな被害を与える害虫です。毎年、台風等の強風により東アジア等から国内へ侵入していることが確認されているため、平時より農林水産省植物防疫所が長崎県と連携し、侵入の有無を確認するための調査用トラップを設置して侵入を警戒しています。万が一、侵入が確認された場合は、国内定着を防ぐために直ちに防除対策を実施することとしています。



ミカンコミバエの発生状況

新上五島町(青方郷)に設置している調査用トラップにおいて、1頭のミカンコミバエ種群が確認されました。



テックス板(誘殺板)の設置について

ミカンコミバエ種群のまん延を防止するため、農林水産省植物防疫所が長崎県、新上五島町及びJAごとうと協力し、7月7日に発生地点から2キロメートル圏内(青方郷・浦桑郷・榎津郷・七目郷)にテックス板(誘殺板)を設置します。
※テックス板(誘殺板)は、一辺が約4.5センチメートルの植物質繊維の板に誘引剤と殺虫剤を含ませたもので、自然に土に還る素材で作られています。



【注意事項】

テックス板の設置においては、居住地周辺以外の樹木の枝(子どもの手が届かない、大人の目の高さ以上の場所)に設置するなど配慮して行いますが、テックス板を発見した場合は、素手で触れない、触れた場合はすぐに石鹸で洗い流していただきますようよろしくお願いします。



まん延防止に向けて

ミカンコミバエは、果樹や野菜の果実に卵を産み付けます。落下した果実は、園地や庭先に放置せず、必ず地中に埋設するか、ビニール袋に入れて処分するなどの対応をお願いします。


 添付資料:
ミカンコミバエ種群とは[0.06MB]害虫のまん延防止にご協力ください[0.71MB]
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