救命処置の年齢別比較
救命処置およびAEDの年齢別比較表
救命処置の年齢別比較表
AED実施の年齢別比較表
『成人の心肺蘇生(AED使用を含む)』4分23秒
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『小児の心肺蘇生(AED使用を含む)』3分07秒
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『乳児の心肺蘇生(AED使用を含む)』2分23秒
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気道異物の除去
成人、小児に対する気道異物除去法の流れ
① 傷病者に反応がある場合、傷病者に「のどが詰まったの?」とたずねても声が
出せず、うなずきや『チョークサイン』があれば窒息と判断します。
※『チョークサイン』とは・・・
窒息を起こした人は、親指と人差指でのどをつかむしぐさを言います。
② 傷病者が咳をすることが可能であれば、できるだけ咳を続けさせます。咳ができ
れば、それは異物の除去に最も効果的です。
③ 119番通報を周囲の人に依頼するとともに、まずは『背部叩打法』を行い、効
果がないと判断すれば、『腹部突き上げ法』を試みます。異物が取り除けるか、傷
病者の反応がなくなるまで継続します。
※『背部叩打法』とは・・・
傷病者の後方から手のひらの付け根で肩甲骨の間を力強く、何度も連続して
たたきます。
※『腹部突き上げ法』とは・・・
傷病者の後ろからウエスト付近に手を回して、片手で握りこぶしを作り、そ
の親指側を傷病者のみぞおち付近に当てる。その手を反対の手で握り、絞りこ
むように手前上方に向かって圧迫するように突き上げます。
・ 明らかに妊娠していると思われる女性や高度な肥満者、横になっている傷病
者には、背部叩打法のみを行います。
・ 腹部突き上げ法を行った場合には、腹部の内臓を痛めている可能性があるの
で、行ったことを到着した救急隊員に伝えてください。なお、119番通報前
に異物が取れた場合でも、病院の受診が必要です。
④ 傷病者の反応がなくなった場合には、直ちに助けを呼ぶことや119番通報がま
だ済んでいない場合には直ちにそれを行い、同時にAEDの依頼を行いながら、心
肺蘇生法を開始します。
※ 心肺蘇生中に口の中に異物が見えた場合には、異物を取り除きます。口の中
に異物が見えない場合には、やみくもに口の中に指を入れて探らないでくださ
い。また、異物を探すために胸骨圧迫を長く中断しないでください。
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『窒息に対する応急手当(成人、小児:腹部突き上げ法)』1分12秒
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気道異物の除去
乳児に対する気道異物除去法
乳児に対する気道異物除去法の流れ
① 気道異物による窒息と判断した場合には、直ちに119番通報を周りの人
に依頼し、異物の除去を行います。
② 反応がある場合には、背部叩打法と胸部突き上げ法を異物が取り除ける
か、反応がなくなるまで繰り返します。
※『背部叩打法』は、成人法とは少し異なり、まず救助者の片腕の上に乳児を
うつ伏せに乗せ、片方の手で乳児のあごをしっかりと持ち、頭部が低くなる
ような姿勢にします。もう一方の手のひらの付け根で、背部を力強く数回連
続してたたきます。
※『胸部突き上げ法』は、救助者の片腕の上に乳児の背中を乗せ、手のひら全
体で乳児の後頭部をしっかりと支えながら、頭部が低くなるように仰向けに
し、もう一方の手の指2本で、両乳頭を結ぶ線の少し足側を目安とする胸骨
の下半分を力強く数回連続して圧迫します。
・ 乳児には、腹部突き上げ法を行ってはいけません。
・ 反応がなくなった場合には、乳児の心肺蘇生の手順を開始します。救助者
が1人の場合には、まず自分で119番通報し、AEDが近くにあれば取り
に行き、心肺蘇生を行ってください。
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『窒息に対する応急手当(乳児:胸部突き上げ法)』1分19秒
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出血に対する応急手当
止血法(直接圧迫止血法)
一般に体内の血液の20%が急速に失われると、出血性ショックという重篤な状
態になり、30%を失えば、命に危険を及ぼすと言われています。そのため、出血
量が多いほど、止血手当を迅速に行う必要があります。
止血法としては、出血している部位を直接圧迫する『直接圧迫止血法』が基本に
なります。
① 出血部位を確認します。
② 出血部位を圧迫します。
※ 清潔なガーゼやハンカチ、タオルなどでを重ねてきず口に当て、その上か
ら、出血部位を指先や手のひらで強く圧迫します。大きな血管からの出血の場
合で、片手で圧迫しても止血しないときは、両手で体重を乗せながら圧迫しま
す。
※ 感染防止のため血液に直接触れないように、できるだけニトリル製やゴム製
の手袋を使用します。ビニール袋などで代用することもできます。
※ 出血が止まらない場合、ベルトなどで手足の付け根を縛る方法もあります
が、神経などを痛める場合があるのでそのための訓練を受けた人以外は行わな
いでください。
※ 圧迫位置が出血部からずれていたり圧迫する力が足りないと十分止血でき
ず、ガーゼなどが血液で濡れてきます。
きずに対する応急手当
① 包帯は、きずの保護と細菌の侵入を防ぐことを期待して使用します。
② きずを十分に覆うことのできる大きさのものを用います。
③ 出血しているときは、十分な止血を行った後で行います。
④ きず口が開いている場合などは、可能であれば滅菌されたガーゼを使用
します。不潔な布などを用いてはいけません。
⑤ 包帯は強く巻くと血行障害を起こし、緩すぎると包帯がずれたりするの
で注意して下さい。
⑥ 包帯の結び目は、きず口の上を避けるようにします。
三角巾による応急手当
① 体の様々な部分に使用できます。
② 様々な大きさのきずに使用できます。
③ きず口には、ガーゼなどを当ててから用いるようにします。
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『圧迫包帯止血(頭頂部、ほほ、あご)1分21秒』
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きずに対する応急手当
『圧迫包帯止血(腕)1分10秒』
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『圧迫包帯止血(手)1分11秒』
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『圧迫包帯止血(足)1分04秒』
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骨折に対する応急手当
けがをして、手や足が変形している場合には骨折を疑います。変形した手や足を
動かないように固定することで移動する際の痛みを和らげたり、さらなる損傷を防
ぐことができます。
部位を確認します。
① どこが痛いかたずねます。
② 痛がっているところに変形や出血がないかを確認します。
・ 確認する際には、できるだけ動かさないようにします。
・ 骨折の疑いがあるときは、骨折しているものとして手当をします。
固定します。
① 変形している場合は、無理に元の形に戻してはいけません。
② 協力者がいれば、骨折しているところを支えてもらいます。
③ 傷病者自身で支えることができれば、自ら支えてもらいます。
④ そえ木、重ねた新聞紙・ダンボールや雑誌などを当てます。
⑤ 三角巾でそえ木などに固定します。
・ そえ木などは、骨折部の上下の関節が固定できる長さのものを使用しま
す。
・ 固定する時は、傷病者に知らせながら行い、顔色や表情を見ながら注意
して行います。
『骨折に対する応急手当(腕)1分58秒』
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『骨折に対する応急手当(脚)1分28秒』
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『骨折に対する応急手当(鎖骨)1分11秒』
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熱中症に対する応急手当
熱中症とは、どんな状態かと言うと『体の中の熱を体の外に排出できない状態』ですので、この熱を外に排出できれば、それ以上の悪化を防ぐことができます。
基本的には、人は運動や仕事などで体を動かすと体内で熱が作られて体温が上昇します。体温が上がった時は、汗をかくこと(発汗)による気化熱や、心拍数の上昇、皮膚血管拡張によって体の表面から空気中に熱を逃がす熱放散で体温を調節しています。
しかし、汗を大量にかき続けると体の水分がなくなり(脱水状態)、体に熱がこもり具合いが悪くなります。
このような状態になりやすい場所として、炎天下での作業や運動、室内でエアコンを使用せず窓を閉め切った状態、湿気が多い天候状態です。
https://www.youtube.com/watch?v=5b_XGmVGPwM&t=15s(←こちらをクリックしてください。)
(総務省消防庁HP熱中症情報内の予防啓発ビデオ動画ページへリンクします。)
(総務省消防庁HP内の熱中症対策リーフレットを転載しています。)
(総務省消防庁HP内の熱中症対策リーフレットを転載しています。)