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４月１１日、有川漁業団　団長理事　川渕志朗代表らから、水産業の振興に役立ててほしいと寄附をいただきました。


有川漁業団は、有川湾で大型定置網４か統と小型定置網２か統を操業していますが、平成２９年１０月の台風で大きな被害を受けました。当時有川湾では気圧配置の関係から１０日以上に渡り北東の風が吹いたため、網上げなどの台風準備ができず大きな被害を受けましたが、その時の町の支援に対し感謝したいと寄附を申し入れしたものです。


昨年度は、秋から冬にかけてシイラが、春先にブリが獲れたことから１０数年ぶりの水揚げがあったとのことです。川渕団長理事の「近年は気候変動等による水揚量の減少や従業員の不足など厳しい漁業環境にあるが、今後も地域の活性化や漁業振興のために努力していきたい」との言葉に、江上町長は漁業団が一丸となって復旧作業を行い、目標以上の水揚げを記録したことを喜び、「寄附を水産業振興基金に積み立て、大切に活用させていただきます。」と御礼のことばを述べました。