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浜串漁業協同組合が外国人技能実習事業を開始しました

4月11日、本町を基地港とする大中型まき網会社4社の船に乗り込み、まき網漁業の技術実習を受けるインドネシア人14名が来島し、小奈良尾地区公民館で、研修生を受け入れる管理団体である浜串漁業協同組合主催の開講式が行われました。


式には実習生が乗り込むまき網会社の代表者、交通安全等の指導を行っていただく中島新上五島警察署長、救急救命等を指導していただく川原新上五島町消防署長、佐伯小奈良尾地区長、講師の先生等が列席しました。

浜串漁協の竹内組合長の開講挨拶、まき網会社を代表してのぞみ漁業株式会社の谷社長の歓迎挨拶、江上町長の祝辞の後、研修生を代表してワンさん(19歳)が決意表明を行いました。

まき網漁業における技能実習生の受け入れは平戸市などに続き県内では3例目となります。

最初の2か月間、日本で生活するための知識、日本語や法律を学んだ後、まき網会社の各漁船にそれぞれ乗り込み漁労作業の技術を学びます。

第1期生はこの後3年間実習を受けた後本国に戻りますが、帰国後は国の経済発展に貢献することが期待されます。なお、来年4月には第2期生14名がさらに次の年には第3期生14名が来日する予定です。

実習生は、本町で技能を学びたいという意欲と情熱があふれていますので、お会いされる機会がありましたら、日本語で温かい歓迎の言葉をかけてください。

外国人技能実習制度は、「わが国で開発され培われた技能、技術または知識の開発途上国等への移転を図り、その開発途上国等の経済発展を担う人づくり」に協力することを目的とする制度です。

町も国際貢献の一翼を担うため、宿泊施設の改修に対する支援を行いました。
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