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新年のご挨拶(広報しんかみごとう2020年1月号掲載文)

新上五島町長
江上 悦生
 新年明けましておめでとうございます。
 町民の皆さまには、お気持ちも新たに令和2年の晴れやかな新春をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
 旧年中は町政全般にわたり温かいご理解とご支援を賜り深く感謝申し上げます。
 昨年は、台風や大雨の影響などにより、全国各地において甚大な自然災害が頻発し、特に10月の台風では関東地方や東北地方で大規模河川が氾濫するなど、自然災害の猛威を思い知らされました。

 本町でも、7月の台風第5号の影響による豪雨は、全国で初めて警戒レベル5の大雨特別警報が発令され、町内各地で200か所を超える土砂崩れや道路通行止め、床上・床下浸水など甚大な被害を受けました。幸いにして人命にかかわる事態は避けることができましたが、今後さらに災害に強いまちづくりを目指さなければと考えております。そのため、国土強靭化地域計画を早期に策定し、被災箇所の全復旧とともに、防災や減災工事ならびに防災行政無線の戸別受信機の全地区配置などを計画しています。なお、奈摩~小河原間道路の崩落現場は、3月中に片側通行が可能となる予定ですので、もうしばらくご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 また、8月には新町が発足して15周年の節目を迎え、これまでのまちづくりに各方面からご支援、ご協力をいただきましたことに改めて感謝し、町民皆さまとともにお祝いすることができました。これから次の時代を見据えた新たなまちづくりの創造に力を尽くして参ります。

 さらに、10月には、日本遺産第1号である国境の島の「山王社」は、伝教大師最澄様が遣唐使から無事に帰国された御礼に「国内で最初に山王の神様を勧請したところ」と、比叡山延暦寺と山王宮の総本宮日吉大社に認めていただくことになり、伝教大師の尊像を建立し、本町の歴史に新たな1ページを印すことができ、世界遺産の「頭ケ島の集落」と合わせて、歴史と文化、誇り高き本町の情報発信がかなうものとなりました。3月にオープンした「五島列島リゾートホテルマルゲリータ奈良尾」を含め町内の宿泊施設と連携を図りながら、観光客等の満足度を高め、交流人口や関係人口の拡大につなげて参ります。

 本町は、少子化・超高齢化が進展し、人口減少対策が最重要課題でありますが、引き続き、有人国境離島法や地方創生推進交付金制度を活用し、関係皆さまのご協力をいただきながら、雇用の確保に努めるとともに、若者の定住に資するため地域資源のブランド化を確立し、産業の振興を図り、雇用と人材の育成に取り組んで参ります。 新年度から第2次総合計画の後期計画が始まります。

 前期計画やまち・ひと・しごと総合戦略の成果等を検証し、本町を取り巻く環境変化や地方創生等の動きを見据えながら町民皆さまと力を合わせ、新たな視点でまちづくりを進めて参ります。 主な取り組みとして、民間活力で地域活性化を目指す観点から昨年着手した高付加価値微細藻類生産施設は、3月から健康食品として付加価値の高い「フコキサンチン」の国内初となる大量培養に向け、試験的に生産・収穫を行い、機能性評価や販売プロモーションなどの準備を進めながら、令和3年3月の完成を目指します。 また、情報化社会に不可欠の光ファイバー通信網を町内全域で提供できるよう整備を予定しています。

 子育て支援に関しては、4月から福祉課に開設するワンストップ拠点「子育て世代包括支援センター」を中心に、妊娠期から子育てまでの総合的相談や支援の更なる強化、通常保育事業の充実はもとより、これまで開設が望まれていた病後児保育事業の年度内開始など、子育て支援の一層の充実を図るとともに、若い世代が安心して生活できる環境を実現するために、住まいの確保支援体制強化にも取り組んで参ります。  

 高齢者には健康保持・増進に努め、いつまでも生きがいを感じられる生活環境の整備を図るとともに、引き続き島を担う人材の育成のために多様な教育環境の整備、郷土愛の醸成の取り組みなどを展開して参ります。 新年度から新たな財政計画の下、限られた財源をより重点的に配分しながら職員一丸となって、総合戦略等の各種施策に取り組んで参りますので、町民皆さまのなお一層のご理解と力強いご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

  結びに、新しい年が、皆さまにとりまして安穏で輝きに満ちた幸せ多い年となりますよう心から祈念申し上げます。

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