新たに発見された小惑星の1つが「新上五島」と命名されました!
町観光物産大使 田坂勝正氏、元JAXA(独立行政法人 宇宙航空研究開発機構)有人活動推進室長寺門邦次氏のご尽力により札幌在住の天文家渡辺和郎氏が1997年に発見した小惑星15910に「新上五島」と命名されました。「小惑星・新上五島」の大きさは、直径10キロメートルで火星と木星の間にあり太陽の周囲を3.41年で1周します。9月中旬に西南の夜空に現れ小さな光を放ちますが特殊な望遠鏡でしか見ることは出来ません。我々の住んでいる地球は、太陽系の中にあり集積と衝突を繰り返しながら小惑星が誕生します。火星と木星の間には多数の小惑星が存在し、これらを調べることによって、太陽系や地球誕生のメカニズムや地震や気象の手がかりがつかめると言われています。7年間60億㎞の宇宙の旅を終えて地球へ帰還した小惑星探査機「はやぶさ」が調査した「イトカワ」も小惑星帯の1つで今回命名した「新上五島」の1/20の大きさです。また12月3日に打ち上げられた「はやぶさ2」の目的地は小惑星1999JU3です。世界が注目する小惑星帯の1つに本町の名前が付くことは、私たちに多くの夢を与えてくれます。これを機会に子どもたちが夢を育める天体学習の推進と町の新たなPR材料として活用を図っていきます。
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