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本町の「頭ヶ島集落」などが構成資産となっています「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」が７月２５日に開催されました国の文化審議会において、本年度の世界遺産登録国内推薦候補に決定いたしました。 　


以下、江上町長コメント 　


今年の世界文化遺産登録の国内候補として、推薦された４件の中から、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」が推薦され、正直ホッとしています。

本年２月には、推薦取り下げを余儀なくされ、イコモスのアドバイザリー・ミッションを受けながら、推薦書の熟度を高めるために、構成資産から外された２自治体の苦渋のご英断が、この結果に結びついたものであり、心から敬意を表します。

これまで、最短で確実な登録をめざして、格別のご尽力を賜りました長崎県はもとより、今回は背水の陣をしいて、最善の人事を尽くしていただいた谷川文部科学委員長をはじめ長崎・熊本両県の多くの関係皆様に、満腔の感謝の誠を捧げます。

さらに、無人島を開拓し、頭ケ島天主堂周辺を守り継いでくれた先人の偉業に感謝し、その歴史・文化を活かして、交流人口の拡大に努めてまいります。

今後は、閣議了解が得られるよう、長崎県のご指導をいただきながら、課題解消に努めながら、受け入れ体制の準備を進めてまいりますので、ご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。


新上五島町長　江　上　悦　生