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青方郷にお住まいの谷村静子さん宅で、たくさんの雛人形やつるし雛、着物などを展示した「おひな様展」が開かれています。
町の伝統行事「重びらき」にちなんで、谷村さんのご友人が布で作ったちらし寿司や和菓子、煮しめなども展示しています。「重びらき」は、ひな祭りと花見を兼ねたもので、旧暦３月３日ごろ、重箱に各々の”ごっつ”（五島弁でごちそう の意味）を詰めて山や田んぼ、水源地などに出かけていたものです。

「おひな様展」は今年で２回目。３月３日・４日に開催される「全国椿サミット上五島大会」で来町するお客さまのおもてなしと、地域の人たちが集う場所になればと、谷村さんとご友人の皆さんが企画されました。

28日は青方保育所の子どもたちが訪れ、所狭しと飾られた雛人形や、本物そっくりの重箱の”ごっつ”に興味津々のようすでした。また、近所にお住まいのお年寄りの皆さんも訪れ、色鮮やかな雛人形や着物を眺めながら昔話に花が咲きました。

「おひな様展」
●と　き：３月４日（日）まで／10：00～16：00（不在のときもあります）
●ところ：谷村静子さん宅（浜荘旅館の向かい側、そうごう薬局の隣です）