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新上五島町自殺対策計画(~ふれあいとやさしさで生きる力が深化するまち しんかみごとう~)について

1 計画策定の背景と趣旨

 自殺は、その多くが追い込まれた末の死です。
 自殺の背景には、精神保健上の問題だけではなく、失業、倒産、多重債務、過労、生活困窮、育児や介護疲れ、いじめや孤立などといった様々な社会的要因があります。
 自殺に至る心理には、様々な悩みにより追い詰められ、自殺以外の選択肢が考えられない状態に陥ることが知られており、そこには、社会との繋がりが薄れ、孤立に至る過程も見られます。
 自殺に追い込まれるという危機は「誰にでも起こり得る危機」として捉え、そのための自殺対策を、保健、医療、福祉、教育、労働、その他の関連機関との幅広い連携を図り、「生きることの包括的な支援」として実施する必要があります。
 国においては、平成18年に自殺対策基本法が制定され、それまで個人の問題とされてきた自殺が、社会問題として広く認識されるようになり、以降、自殺者数は減少傾向となっていますが、自殺率(人口10万人当たりの自殺者数)は、未だに主要先進7か国の中で最も高く、中でも若年層の自殺と事故の死亡率でみると、自殺が事故を上回っているのは日本だけという状況にあります。
 このような状況の中、「誰も自殺に追い込まれることのない社会」の実現を目指し、自殺対策基本法が平成28年に改正され、自殺対策が「生きることの包括的な支援」として実施されるべきであることを基本理念に明記するとともに、自殺対策の地域格差を解消し、誰もが自殺対策に関する必要な支援を受けることができるよう、すべての都道府県ならびに市町村において「自殺対策計画」の策定が義務付けされました。
 長崎県においては、平成19年に「長崎県自殺対策5カ年計画」を策定し、関係機関・団体が連携・協力した総合的な自殺対策の取り組みを実施してきており、現在、第3期計画に基づく具体的な施策を展開しています。
 本町においても、このような状況を踏まえ、「誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現」を目指し、新上五島町自殺対策計画を策定します。


2 計画の位置付け

 本計画は、平成28年に改正された「自殺対策基本法」第13条第2項に規定する「市町村自殺対策計画」として策定し、平成29年に見直された「自殺総合対策大綱」及び「長崎県自殺総合対策5ヵ年計画」の方針を踏まえて策定するものです。
 また、「新上五島町第2次総合計画」の目指す「つばき香り豊かな海と歴史・文化を育む自立するしま」の実現に向けた、本町における自殺対策関連施策の具体的な展開を示す基本計画として位置づけ、関連性の高い新上五島町地域福祉計画と一体的に策定することとし、福祉分野の計画をはじめとする町の様々な計画との整合性及び連携を図りながら推進していきます。。


3 計画期間

 平成31(2019)年度から平成35(2023)年度までの5年間とします。


4 計画の数値目標

 平成35(2023)年度までに自殺死亡者数が0人となることを目標とします。


5 計画の構成

自殺対策計画の策定にあたり
       
第1章 自殺対策計画の策定にあたって
    ■計画策定の趣旨
    ■計画策定の背景
    ■計画の性格と位置づけ
    ■計画の期間

第2章 私たちの町の現状と課題
    ■新上五島町の自殺の状況 
    ■新上五島町のこころの健康に関するデータ

第3章 基本理念と目標
    ■計画の基本理念                 
    ■計画の基本目標                 
    ■自殺対策における取り組み          

第4章 評価指標と検証

       
計画書については、下記のダウンロードファイルをご覧ください。
 添付資料:
新上五島町自殺対策計画[0.71MB]生きる支援関連施策一覧[0.52MB]
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